2017年5月16日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。
海外で稼ぐ企業は、今回の決算では非常に強かったそうです。
3月期決算企業の5月15日までの発表分の業績は、2017年3月期は、前年比売上高が、-2.7%でしたが、純利益は、+18.3%だったそうで、2018年3月期の予想は、前年比売上高が、+4.1%の予定で、純利益は、+9.3%なる予定だそうです。
前年度の為替相場は、一ドル120円でしたが、今期は、一ドル108円と、12円とかなりの円高になりましたが、純利益は、+18.3%と過去最高益で、大幅増益でした。
そして、2018年3月期は、前期の過去最高益から、更に、+9.3%上積みされる予定で、今期は、6割以上の企業が増益予想で、4社に1社の23%の企業が、過去最高益を見込んでいるそうです。
その前提となっている為替レートが、半分位の会社が、110円位で、25%の会社が、105円前後と、低く見積もっているので、ここから為替が円安になると、更に上積みされる可能性が非常に高いそうで、前期なみの増益になる可能性もあるそうです。
日本の国内の成長率は、GDPが1%位なので、高くはないですが、世界全体のGDPの成長率は、3.5%位あるので、日本企業は、国内に閉じこもっているのではなく、世界の成長を取りに行く企業が、どんどん出てくるのが当然で、稼げる場所を見極める力が重要になるとの事でした。