12月15日マーケット・アナライズplus+で、大和証券投資戦略部 シニアテクニカルアナリストの佐藤光さんが2月のアノマリーについて説明されていました。
アメリカの税還付開始は2月からで、日本円で30兆円レベルの資金が還付されるので、その資金が投資にもまわりやすい。尚、還付金の支払は、5月頃までの為、5月に売りが発生すると言われる”セルインメイ”の理由も、この税金の還付が影響している可能性もある。但し、アメリカが減税をした場合には、それ以降も還付金が増える事もある。
2月に買った方が良いセクターは、小売株で、小売株は、1月、2月を底に、うまくいけば夏から秋まで上がってくる可能性がある。尚、小売りは2月に決算が多いので、その決算が良い場合に、株価が上昇する事が多い。
2月は中国の春節のお休みの時期で、この期間は日本株が堅調である。理由は中国株が買えない時期なので、日本株への投資が増えている可能性がある。しかし、日中関係が悪い場合には、株価は上昇しない。2012年及びそれ以前、2015年は、上昇したが、2013年、2014年は尖閣諸島の問題で日中関係が悪化した為、日経平均株価は上昇しなかった。
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