10倍株、100倍株が生まれる年 マーケット・アナライズplus+

2016年11月5日のマーケット・アナライズplus+で、複眼経済観測所所長の渡部清二さんが、下記の内容について話されてました。 

渡部清二さんは、20年位、会社四季報を読破していますが、会社四季報を見ていると、過去と同じ様な状況だと感じることがあるとの事で、今回強く感じたのが、企業業績が1998年と同じ様な感じになってきているそうで、1998年は、その年を起点に、10倍株、100倍株が生まれた年だそうなので、もし同じだとすると、今年は非常にチャンスの年だそうです。

■1998年と2016年の共通点
1.長期金利が史上最低
2.デフレの到来
3.波乱の出来事が重なる
4.企業業績は、減収減益の予想
5.日経平均は、軟調だが、個別銘柄、特に中小型株は強い

1998年は、2016年と同様に、企業業績は、、減収減益の予想で、2016年度の秋号の集計によると、売り上げは、マイナス1.6%で、営業利益は、マイナス2.5%となっていて、そして、期初からだんだんと悪化していくのも似ているそうで、1998年の営業利益は、最終的にマイナス17.7%になっているが、これを受けて、日経平均株価は、バブル崩壊後の最安値をつける事となりました。

業績が悪いので、10倍株、100倍株が生まれるそうで、渡部清二さんが野村證券株式会社にいた時に、わかったことは、世の中には、運用しなければいけないお金があり、これには、大きく分けて2つあるそうで、1つ目は年金で、2つ目は、投資信託で、為替の変動で金額も変動するが、株や債券を含めると、世界で、7,000兆円位あるそうです。

この金額を運用する人達が、全体が減収減益で、大型株の業績が悪い場合は、中小型株を少し買わなければならないので、中小型株でも業績の良い株が買われるそうです。

1998年安値から直近高値までの株価上昇倍率は、日経平均株価は、1.6倍だったのに、ファーストリテイリングが、234倍、ヤフー144倍、ソフトバンク118倍、ニトリ92.6倍、ハーモニックドライブ75.6倍、シスメックス68倍、ゼンショーHD60.3倍、アシックス49.4倍で、と、テンバーガー銘柄が沢山出ている年だそうです。

■こうしたテンバーガー銘柄(10倍株)に共通するポイント(全てに共通しているわけではない)は、
1.上場してから4年以内の企業(株価が下がっていればなお良い)
2.時価総額が、300億円以下
3.オーナー企業(創業社長、もしくは創業家が社長)
4.社長が筆頭株主、もしくは第2位の株主
5.売上高が4年で2倍のような急成長企業(売上高伸び率は、年率プラス20%がメド)
6.100倍以上に上昇した3社は、1998年当時、社長が40歳代(若いが、若すぎない)

今は、半期の決算シーズンなので、銘柄を絞るのは難しいので、決算数字が出ているテンバーガー(10倍)の可能性がある銘柄をピックアップしたそうです。
●3678 メディアドゥ 電子書籍の取次が主力
●3697 SHIFT ソフトウェアテスト事業が主力。
●3928 マイネット 事業者から買収や協業で、取得したスマホゲームを再生、運営。
●3931 バリューゴルフ プレー予約運営のゴルフ、医療書籍発行のメディカル、広告メディア製作の3事業を全国展開。
●6045 レントラックス インターネット成果報酬広告サービス展開。広告主は、カードローン、自動車買い取り業主体

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