2017年4月13日のNewsモーニングサテライトで、三菱東京UFJ銀行の内田稔さんが、下記の内容について話されてました。
地政学リスクの注目が、朝鮮半島に移りつつありますが、ウォン安が進んでいるそうで、日本と韓国は、ともにOECD加盟国なので、両方とも先進国ですが、投資の世界では、韓国は、エマージングマーケットで、ハイリスク・ハイリターンの位置づけで、円とウォンは、市場が不安定化すると、円高ウォン安になるそうで、対象的な動きを取る通貨ペアだそうです。
リーマンショック時も、ウォン安円高になったそうで、日韓は、輸出で競合する事が多く、日本から韓国への輸出も多いので、ウォン安円高が進むと、ダメージが警戒されて、日本株が下がりやすくなるそうです。
そして、この株安が円高を助長するそうで、この様なサイクルに入ってしまうので、元々リスク回避姿勢になると、円高になりやすいですが、ウォン安も伴って、より円高になりやすいとの事です。