2016年11月30日の「日経プラス10」で、コモンズ投信の糸島孝俊さんが、下記の内容について話されてました。
2015年12月1日の日経平均株価は、20,012円で、そこからマイナス金利や、円高により株価は大きく下げましたが、6月24日のイギリスのEU離脱のブレグジットまで、日経平均株価は、25%下落していましたが、33業種の中で、一番下ったのが銀行、保険、証券株で、銀行株は、約40%位下げました。その後、金融株は、トランプ大統領が決まってから、一気にキャッチアップしてきたそうです。
この伸びは、まだ始まったばかりで、マーケットは、ここから乱高下はあると思いますが、このまま行けば、企業業績にもよりますが、日経平均株価は、2万円を付ける可能性もあるそうです。
日本の金融株は、アメリカの長期金利に連動する事が多く、アメリカの長期金利が、2%前半まで上げてきていて、これは、中長期的に続く可能性もあるそうです。
トランプ大統領の次期政権の財務長官に、米証券大手ゴールドマンサックス出身のスティーブン・ムニューチンの就任が決まったが、これにより、日本の銀行株への直接の影響はあまり無いそうですが、アメリカの銀行にとっては、かなりポジティブな事で、ドッド・フランク法と言う厳しい法律があるのですが、これが緩和廃止される可能性があり、高いリスクがある金融取引ができる様になるそうで、アメリカの銀行が動きやすくなり、日本のメガバンクもアメリカに支店等があるので、影響を受ける可能性もあるそうです。
外国人投資家が、アメリカの銀行に投資するので、その場合には、アメリカの銀行株が買いであれば、日本の銀行株も上昇する可能性があるそうです。