2017年6月6日の「日経プラス10」で、コモンズ投信の糸島孝俊さんが、下記の内容について話されてました。
前回の高値の2015年6月24日の終値2万868円を100%とした場合に、2016年6月6日の終値(1万9,979円)では、日経平均株価は、95.7%、TOPIXは、95%、超大型株は、86.4%、大型株は、97.1%、中型株は、99.6%、小型株が、106.7%と、小型株は以前の高値を超えている状況ですが、超大型株(東証一部時価総額上位30社)は、86.4%と一番出遅れているそうです。
日経平均株価が2万円を再度超えて行くためには、この超大型株が上がってくる必要があるそうで、この超大型株の中でも既に上昇している上位5銘柄は、キーエンス、信越化学工業、NTT,ソフトバンクグループ、NTTドコモで、下位5銘柄は、アステラス製薬、三井不動産、村田製作所、みずほファイナンシャルグループ、トヨタ自動車で、2015年6月24日の水準の70%位しか達成していないそうで、日経平均株価の水準で行くと、1万5,000円位しか達してないそうです。
そして、株価があがる為には、トヨタ自動車の場合は、為替の円安、みずほファイナンシャルグループの場合には、アメリカ金利の上昇が、キーになってくるそうです。