空売り率の5日平均のピークで、日経平均株価は必ず底入れしている?:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2018年10月9日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

空売り率を見ると、10月1日から10月5日の平均は43.5%で、これは海外投資家が売り越している証拠で、今後45%をもし超えれば、短期的には、株の買い場となるそうで、その理由は、2018年2月以降では、空売り率の5日平均のピークで、日経平均株価は、必ず底入れしているので、もし、インデックス売買を行うのであれば、今週末から来週の前半に、空売り率の5日平均がピークアウトしたら、短期的な仕掛けをしても良いとの事です。

売り圧力が強まった時には、空売り率が、45%以上を超える事がありますが、45%以上を超えるのは、3日か4日しか続かない様で、空売り率の5日平均が、43%以上になった期間は、下記の通りです。

■空売り比率の5日平均が43%超えのデータ
●2018年2月8日から2月23日までの11日で、この期間の日経平均株価の平均は、21,684円で、ザラ場の安値が、2月14日の20,950円。
●2018年3月2日から3月14日までの9日で、この期間の日経平均株価の平均は、21,478円で、ザラ場の安値が、3月5日の20,937円。
●2018年3月23日から4月4日までの9日で、この期間の日経平均株価の平均は、21,149円で、ザラ場の安値が、3月26日の20,347円。
●2018年5月30日の1日で、この期間の日経平均株価の平均は、22,018円で、ザラ場の安値が、5月30日の21,931円。
●2018年7月2日から7月12日までの9日で、この期間の日経平均株価の平均は、21,890円で、ザラ場の安値が、7月5日の21,462円。
●2018年7月23日から7月26日までの4日で、この期間の日経平均株価の平均は、22,527円で、ザラ場の安値が、7月23日の21,341円。
●2018年8月3日から8月6日までの2日で、この期間の日経平均株価の平均は、22,516円で、ザラ場の安値が、8月6日の22,486円。
●2018年8月8日から8月23日までの12日で、この期間の日経平均株価の平均は、22,301円で、ザラ場の安値が、8月13日の21,851円。
●2018年9月3日から9月13日までの9日で、この期間の日経平均株価の平均は、22,582円で、ザラ場の安値が、8月6日の22,172円。
●2018年10月5日から10月10日(継続)

上記のデータを見ると、空売り率の5日平均が、43%以上になった期間が、9日以上続いた場合は、日本株をかなり売り叩いた状態で、今回は、10月5日に43%を超えて、今週もこの流れが続いているので、もし来週まで行くとするならば、完全に売り叩いたと判断できるので、この空売り率がピークをすぎれば、日経平均株価は、千円位戻る様です。

空売り率の5日平均は、45.3%から45.5%位まい行くと、ピークアウトすると考えられるので、そこは、打診買いのタイミングとなるそうです。

空売り比率 日経平均比較チャート

今後、重要となのは為替で、ドル円が、114.54円を超えられない様であれば、円安が止まった事になるので、外国人投資家は、日本株を買いには来ないとの事です。

為替 ドル円 リアルタイムチャート

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