空売り比率が、43%を超えても、耐えられる様になってきた?:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2019年3月26日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

昔は、空売り比率が40%が売り圧力の強弱の分岐点でしたが、今は、40%を割れる事はめったになく、10月以降では、2018年11月30日の39.1%(12月3日高値日の前営業日)と、2019年3月4日の39.9%(3月4日高値の日)なので、空売り比率40%を割った時には、売りのタイミングとなっているとの事です。

逆に空売り比率48%以上は、安値のサインなので株を買うタイミングで、2018年は10回、2019年は3回ありました。

・2018年3月2日の空売り比率48.8%
・2018年3月23日の空売り比率50.3%
・2018年8月13日の空売り比率48.5%
・2018年10月15日の空売り比率48.1%
・2018年10月19日の空売り比率48.0%
・2018年10月23日の空売り比率50.8%
・2018年10月26日の空売り比率48.4%
・2018年10月29日の空売り比率48.0%
・2018年10月30日の空売り比率49.9%
・2018年12月11日の空売り比率48.4%

そして、2019年は、SQがらみで売り込む習慣がある様で、空売り比率48%超えの日は、全部SQがらみの日で、SQがらみで、売ると言う事をやり出した可能性があるとの分析です。

・2019年1月10日の空売り比率48.0%(SQ前日)
・2019年2月8日の空売り比率48.7%(SQ当日)
・2019年3月8日の空売り比率50.2%(SQ当日)

そして、2018年の月別で見ると、5日平均の空売り比率が、43%を超えていると、株価は下落している事が多かったですが、2019年2月の空売り比率は、43.2%で、3月も43.2%でしたが、株価は、前月比2月は、3.31%上昇して、3月も1.56%上昇していました。

その為、空売り比率が、43%を超えても、耐えられる様になってきたと考えるか、または、2018年12月に日経平均株価は、5,000円位下げたので、これ位の売り圧力でも、割安感から、買う人がいるとも考えられる様ですが、このまま行くと、4月にまた空売り比率が上がる懸念もある様で、注意が必要との事です。

空売り比率 日経平均比較チャート



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