相場師朗の株塾:B局面(横ばい)の投資戦略

2016年8月2日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

B局面(横ばい)とは、株価が上がって横ばい、株価が下がって横ばいの事で、株価が上がって横ばいの原理は、買いが多かったのが、買いが減ってきて、売りと拮抗してきた状況で、株価が下がって横ばいの原理は、売りが多かったのが減ってきて、買いと売りが拮抗してきたと言うことです。移動平均線は、業績等は関係なく、需給関係でその様な状況になる。

冷静に考えると、B局面(横ばい)は、
1.株価が上がった後で発生する。
2.株価が下がった後で発生する。
これ以外では、発生する事はない。

株価が上がっている時と、株価が下がっている時に、次にB局面(横ばい)になる事を、頭の片隅に置いて、株価の流れを掴む。B局面(横ばい)は、ロウソク足が横に並んでしまうB局面(幅のないB局面)と、もう一つは、3日上がって、4日下がり、また3日上がって、4日下がってなどの上げ下げを繰り返すB局面があり(幅のあるB局面)、もう一つは、上から3ヶ月位大幅下落して、10日上げて、10日下げる様な3ヶ月位続くB局面もある(大きな幅のあるB局面)。

株価が下がってきて、300日移動平均線の上でB局面になると、そこで下げ止まる可能性がある。そして、株価が上がってきて、300日移動平均線に当たってB局面になると、300日移動平均線を超えられずに、下がってしまう可能性が高い。

B局面を予知できた時には、ロウソク足が幅のないB局面なのか、幅のあるB局面なのか、又は大きな幅のあるB局面なのかを理解する必要があるが、この傾向は、周辺の状況を見るとわかる。下げが大きければ、ロウソク足が3日横に並んだB局面にはならない。大きな下げだった場合には、3日上がって、4日下がりや、10日上げて、10日下げる様なB局面になる。

B局面の発生した時は、B局面のロウソク足の並び方などを理解して、対応策を練る。ただ、初心者の方は、B局面は、売買しない方が良いと思う。実際にお金を入れるときには、B局面は、やらずに見ていて、ロウソク足が上か下かに抜けたら、その流れにそって取引を開始する。株価が上がって横ばって、下に抜けたら売りを入れ、株価が下がって横ばって、上に抜けたら買いを入れる。

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