2018年6月12日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
セミナーなどを通して、5年間様々な方々に、トレーディングを教えてきたそうですが、逆張りの練習(うねり取り)は、上手になるのに、ものすごく時間がかかるそうで、相場師朗さんや、一部のプロ相場師の方々も、この方法を行う事ができるそうですが、一般の方には、この方法は難しいそうで、一人前になるには、10年から15年かかてしまう様です。
その為、一般の方々は、順張りのトレーディングをした方が、利益を出す事ができるそうで、塾生の皆さんは、順張りのトレーディングをはじめてから、皆が利益を出せる様になったとの事です。
実際に、株式トレードで行いたい事は、売買を行って、利益を出す事なので、まずは、順張りで利益が出せる様にします。
逆張り(うねり取り)は、下がっている時に、売りから入って、最初に売りを5千株入れて、もう少し下がったとろで、売りの5千株を切らずに、買いの2千株を入れて、この状態では、5(売り)-2(買い)となり、その後下がったら、買い分は、マイナスとなっていまいますが、空売り分の方が多いのは、トータルでは、利益が出ます。
更に下がって、そろそろ下げが止まるかなと思ったら、買いの2千株追加して、5(売り)-4(買い)の状況にします。
その後、移動平均線が横ばってきたら、5(売り)-5(買い)にします。そして、上昇し始めたら、4(売り)-5(買い)、3(売り)-6(買い)、0(売り)-7(買い)にしていきますが、この練習は、1度目で上手く行くわけもなく、この一連の流れで、4ヶ月から半年位かかるので、逆張りから始めたら、様々な学びはあるとは思いますが、半年後に失敗してしまう確率が高く、そして、次の練習を行うと、また半年かかるので、実際には、利益を出すのが難しいとの事です。
ただ、逆張り(うねり取り)は、下の方で買った方が平均値が低くなるので、株価が上昇しはじめた時には、理論的には、有利な展開となり、大きな利益が出せます。
一般の方々は、順張りで(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)で、買いを入れる事を繰り返して、利益を増やしながら、この内容を当たり前に行える様になったら、逆張り(うねり取り)を、3ヶ月位かけて、上で紹介した建玉の操作を行って行きます。