相場師朗の株塾:日経平均株価の分析と株価暴落の対応

2018年10月23日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。

10月23日の日経平均株価は、604.04円安の22,010.78円と大幅安でしたが、日足を見ると、300日移動平均線に終値がくっついてきています。

現状では、300日移動平均線は、まだ上を見ているので、この300日移動平均線あたりで、上げ下げを繰り返して、その後戻るのか、それとも一回下げて、戻ったけれども、300日移動平均線に当たって下げれば、結構大きく下がる可能性があるそうです。

24,000円から大きく下げてきて、底値近辺で、一回上がって、もう一度下げた状態なので、23日の大幅安も、大きく下げた後のちょい下げ、ちょい上げの中の一つの可能性があるので、奈落の底に落ちて行っているわけではないそうで、今年2018年1月から3月の日足チャートを見ると、今は、この時と同じ状況にあるそうです。

2018年1月から3月までと違うところは、今回は、300日移動平均線にかかっていて、その為、300日移動平均線近辺でちょい下げ、ちょい上げを行い、株価が戻る事が1つ目のパターンで、但し、戻ったとしても、ガンガン戻ると言うよりは、ちょっと戻したら、また下がりながら、もし下値が切り上がって行く様であば、もう一度株価上昇になるそうです。

もう一つのパターンは、300日移動平均線で、ちょい下げ、ちょい上げを行い、その後一回しっかり、300日移動平均線を割って下げて行き、もう一度、300日移動平均線まで戻って、300日移動平均線の上まで上げられずに、戻ってしまう場合には、その後かなり大きく下落する可能性がある様です。

その為、初心者の方は、300日移動平均線近辺の攻防が、どう動くかを見てから、売買を行った方が良いそうです。

日経平均株価の週足を2年半位のスパンで見ると、今回の下落は、上昇中の下げの一つにしか見えないですし、月足を見ても、上昇中の下げの一部分にしか見えないそうです。

月足のチャートは、パンパカパン(大幅な上昇局面:全ての移動平均線が上昇局面で、移動平均線の順番が、上から5月移動平均線、20月移動平均線、60月移動平均線、100月移動平均線、300月移動平均線になった場合)の状態になっているので、この動きは、2014年前半の動きと同じだそうで、今回の下落により、大幅な下落になるとは、考えられないとの事です。
もし、月足ベースで、もっと下げて、その後戻れなかった場合は、大幅下落の可能性が出てくるそうです。

もし、日経平均株価のETFなどを買っていて、604.04円下げてしまった場合は、明日又は明後日株価が上昇するにしても、安心なのは、傷を負ったので、もし、買いを2千株持っていたならば、売りを千株又は、500株入れた方が良いそうです。

あるいは、買いを2千株持っていたならば、買いを200株から300株切って、売りヘッジを入れてみる方法もあるそうです。

今後は、上がったり下がっり、グチャグチャ動くと思うので、それを見定めて、下値が切り上がって、上に抜けたならば、売りを切って、買いを足す売買を行います。

期間の短い移動平均線が、全て下を向いていたのが、くっついてきているので、一旦は、今までの流れの下落は収束したそうで、23日は、長い陰線が出ましたが、過去1週間の並びの中で、少し下に出てしまっただけで、24日に陽線がでると、また上がってしまう事もあるので、大きく下がった後のちょい下げ、ちょい上げの中で、今は、線がグチャグチャして、上に抜けるのか、下に抜けるのかわからない状態の様です。

22,000円は、日経平均株価の節目である事と、60日移動平均線より下にロウソク足があるので、一気に60日移動平均線を上に抜ける事はなく、この60日移動平均線に当ったり、踏んだり、上がったりして、最終的にどちらかに抜けるので、もし、買いを持っていて苦しい人は、一度買いを切って、売りヘッジを入れて、もし、売りを入れた後で、上がってしまったとしても、売りは切らずに、また、下げる事もあるので、もう1日か2日待って、方向感が出てから、売りを切らないといけないとの事です。

この様な時には、嫌になりパソコンを閉めてしまうのではなく、正面から対応するしかないので、買いを持っている方は、売りヘッジと言う手当をして、移動平均線が広がり、方向性が出てから、買い又は、売りのどちらかにした方が良いそうです。

相場師朗さんが公式サイトをオープンしたそうです。尚、ツイッターは、ご自身では行っていないそうで、他人が相場師朗さんの名前で立ち上げている様です。
相場師朗 公式サイト | 「株塾」講師・プロトレーダー

    



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