2017年7月11日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。
2017年5月24日まで、5日移動平均線も、20日移動平均線も上を向いていて、2017年5月25日近辺(赤丸)では、株価の終値が、5日移動平均線に何度もくっつきはじめて、その後、今までずっと、20日移動平均線に接していなかったのに、終値が20日移動平均線に接して(青丸)、そして、株価がもう少し下げると、5日移動平均線が、20日移動平均線に接して(オレンジ丸)、この状況で今後の株価の動きで考えられるのは、3パターンしかないとの事です。
1.このままずっと株価が下落するパターン。
この場合は、売買は、オレンジ丸以降、空売りを入れて、ずっと持っていれば良い。
2.一度下がるが、下落している20日移動平均線に交わらず、もの別れで下がるパターン。
この場合は、一度下がった後で、半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)が出たら、買いを入れて、20日移動平均線に交わらずに勢いが弱ったら、逆半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陰線で半分以上、下げたら売りを入れる)で、空売りを入れれば良い。
3.この後、20日移動平均線を超えて、株価は上昇するパターン。
一度下がった後で、半分の法則(5日移動平均線をロウソク足が、陽線で半分以上、上げたら買いを入れる)で、買いを入れて、それを
そのまま持っていれば良い。
オレンジ丸以降は、この3パターンのみしか起こらないそうです。
●下記は、2017年7月25日近辺の日本タバコ(2914)のチャートです。
尚、ピンク色が5日移動平均線、緑色が20日移動平均線、水色が60日移動平均線、赤ラインが100日移動平均線、オレンジ色が200日移動平均線です。
私が作成した図が見にくい場合は、ご自身が契約されている証券会社のチャート分析ツールでご確認下さい。
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相場師朗さんのオススメは、5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線だそうです。理由は、5日移動平均線は、1週間の取引、20日移動平均線、一ヶ月の取引、60日移動平均線、3ヶ月の取引となるので、切りが良いところを利用しているそうです。