2018年2月27日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されていました。
日足でも、週足でもロウソク足は、4本位上昇すると、一度押す(下落)事が多いそうで、その押しが深いと、下降トレンドになりますが、ロウソク足が、4本上昇して、2本陰線が出て、また戻ってきた場合には、上昇トレンドのままである事が多いそうです。
ロウソク足の本数を数えながら、チャートを見ていて、例えば、大底でロウソク足が、陰線下ヒゲだった場合に、翌日には、陽線が出たけれども、翌々日には、陰線になってしまった場合には、この相場は弱いと言う事で、これは、日足でも週足でも同じ事です。
株価が下げてきて、4本陰線で下げて来た場合に、5本目も陰線になった場合は、連続の平均が4本位なので、5連続の陰線の場合には、相場が弱い証拠で、例え、6日目に戻ったとしても、「もしかしたら、すぐに下げてしまう可能性がある」と考えておく必要があり、相場の強弱を掴む事が重要だそうです。
例えば、今、株価が上がっているのが、本気で上げようとしている相場なのか、それとも、下がったので、一旦上げようとしているかを見分けるのに、ロウソク足が、3本陰線で下げて、4本目には、陽線で戻って、5本目も陽線が出た場合には、合計4本位(最低でも3本)は、陽線になる可能性があるそうで、この様に考えて行くと、今は、下げの為の上げなのか、上げの為の下げなのかがわかってくるそうです。
その為、自分が売買をしている銘柄で、ロウソク足の本数を数えて、これまで何本下げて、何本戻っている最中なのかを、常に意識する必要があり、日足で意識ができたら、更に週足を見て、日足で4本下げてきて、5本目で戻ったけれども、週足では、まだ上げている2本目であれば、もう少し戻る可能性もあるので、日足と、週足を組み合わせて、複合的に考える必要があるとの事でした。