相場師朗の株塾:リスクの高いところと、リスクの低い所の見分け方  

2017年2月28日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

リスクの高いところとで、買いを入れると、持っている間に急落してしまう事がある、そうではなく、リスクの低い所で買いを入れると、その株が長く上昇していく事があるそうです。

リスクの高いところと、リスクの低い所の見分け方は、リスクの高いところとは、これは、20日移動平均線、60日移動平均線、100日移動平均線に注目する事で、普段は、ロウソク足、終値を繋いだ線、5日移動平均線を見ていますが、例えば、株価が下げてきて、5日移動平均線の上に陽線で出た時に、上がりそうだと思い、買いを入れて、株価の上を見ると、20日移動平均線がまだ下げていて、60日移動平均線、100日移動平均線が急降下していたりする場合があります。

5日移動平均線だけが横ばって、5日移動平均線の上に、ロウソク足の陽線が出てきたので、買いだと思っても、この場合には、長い上昇にはならず、買ったら直ぐに下げてしまうかもしれないそうで、リスクの高い場面だそうです。

20日移動平均線、60日移動平均線が下がってきている場合は、買いではなく、売りを狙った方がいい場合もあるそうです。

しかしながら、20日移動平均線が横ばって上げ始めたあたりは、それと同時に60日移動平均線と、100日移動平均線も横ばっていたりすると、長く上昇していく事があるそうです。

100日移動平均線が横ばう為には、ものすごいパワーがいるので、20日移動平均線、60日移動平均線、100日移動平均線が横ばった後は、長期上昇場面だそうです。つまり、一番下から、100日移動平均線、60日移動平均線、20日移動平均線、5日移動平均線の順になった時に、長い上昇局面になるそうです。

すくなくとも、買いで入り、長期上昇場面を狙う場合には、60日移動平均線が横ばいから上げて行く状況でなくてはならないとの事です。

つまり、日経平均株価でも、一般の銘柄でも、3ヶ月も、4ヶ月も株価が上げ続け、ちょっと株価が下がったとしても、直ぐに戻る様になる為には、下げていた60日移動平均線、100日移動平均線が横ばった後に、株価の長期上昇場面になるそうです。

20日移動平均線、60日移動平均線が下がっている場合には、上がって行くところでは、買って直ぐに手仕舞って、その後の空売り待ちの方が良いそうです。

株価がずっと上がってきて、5日移動平均線が横ばいになって、5日移動平均線の上に株価が行ったり、下に行ったりする様になった場合には、次は下落待ちですが、20日移動平均線がピンと上に伸びている場合には、株価は、20日移動平均線まで下落しても、その後また上がってしまうそうで、売りを狙う場合は、20日移動平均線が横ばいになってからの方が良いとの事です。

リスクの低い買いを入れるタイミングは、100日移動平均線は、遅れてくるので、100日移動平均線が横ばいになる前に、買いを入れる必要があり、100日移動平均線が横ばいになるのを待っていると、買いのタイミングを逃す事になってしまいます。

その為、もうちょっと株価が上げると、20日移動平均線と、60日移動平均線が横ばいになると考えられるタイミングで、少ない株数の買いを入れ、そして、20日移動平均線と、60日移動平均線が横ばいになったら、追加の買いを入れると良いそうですが、300日移動平均線の下での株価の上昇は、それほど長い上昇にはならない可能性があるそうです。

    



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