相場師朗の株塾:ヘッジを切るタイミング

2016年12月27日の相場師朗の株塾で、相場師朗さんが、下記の内容について話されてました。

ヘッジは、本玉に対するヘッジなので、買い玉(本玉)を持っていて、株価が更に上がると思っている時に、一旦下げてきた時に、本当の下げになってしまうと怖いので、売りヘッジを入れます。

又は、上げ下げを繰り返しながら、やがて大きく上がって行くだろう、あるいは、しばらく上がってきて、下げ上げを繰り返しながら、やがて下がって行くだろうと言う時に、何回か上がったり、下がったりしながら、株価は下落しますが、何回目に下がるかわからない(2回目で下がる可能性もあり、3回目で下がる可能性もある)ので、その際に、一度下がったから、下がるかなと思って、買いを切って、空売りだけにしたが、また株価が戻ってしまった。

ただ、流れから下がることが、だいたい分かっているので、不測の事態があり、このまま上がってしまっても大丈夫な様に、空売りに対して、買いヘッジを入れて、例えば、5(売り)-5(買い)にして、上がっていくのを見ていたら、前の高値位で弱ってきたので、5(売り)-5(買い)から、6(売り)-0(買い)にして、また下がって行くのを見ていて、そこで下がらずに、もう一度上に上がってしまった場合には、6(売り)-7(買い)にして、様子を見ていたら、今度は、2日から3日上げただけで、ガクンと下がってしまったので、8(売り)-0(買い)にして下げを取る。

ヘッジは、保険なので、必要がなくなったら切る、空売りをして、もう一度戻したら、買いヘッジを入れて、前の高値に並んだり、前の高値の手前で、ロウソク足が陰線になったら、一度、買いヘッジを切って、空売りだけにする。買いを持っている時は、この逆になります。これが、ヘッジを切るタイミングとなります。

株価がだいぶ上がってきて、横ばいになって、5日移動平均線を陰線で割ってきたので、下げると思って、空売りを、3(売り)-0(買い)と入れたら、20日移動平均線まで下げましたが、その後、このまま下るかどうかはわからないですが、もし、そのまま下がってくれば、3(売り)-0(買い)のままでいいですが、そうではなく、20日移動平均線まで下がって、もう一度戻る時に考える事は、次に下げた時に、20日移動平均線に当たるのが、2回目なので、20日移動平均線より下に下る可能性が高いので、その為、一回20日移動平均線に当たって、上げ始めたら、買いヘッジを入れて、また下げ出したら、買いヘッジを切る。

ところが、20日移動平均線に当って下がった時に、また上がってしまうのが怖いので、買いヘッジを切らない人がいますが、そのまま下がってしまった時に、ヘッジを切らないと、マイナスになってしまうので、一度必ずヘッジを切って、空売りだけにして、戻った時に、買いヘッジを入れる。

    



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