相場の低迷は長期化する? 荒野 浩さん

2月16日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

●為替は円高の年
為替が110円を切らなければ、株価は一度底値(14,952.61円)に達したのではないかと考えられる。ただ、今年は、円高の年だと予想している。
今年、126円を超える円安になれば問題はないが、去年のドル円の125.80円がドル高円安の到達点だとすると、ドルが高値を付けたその翌年は、1999年、2003年、2008年ともかなりの円高になっているので、今年は円高になる可能性が高い。

●アベノミクスの効果
2012年12月26日は、第二次安倍政権が発足した日で、その日の日経平均のPBRは1.04で、利回りは2.05だったが、2016年2月12日は、直近の安値でPBRは1.01で、利回りは2.05とほぼ同じになっているので、投資基準からは、アベノミクス相場は行ってこいになっている。
実質成長率からみると、2013年 +1.4%、2014年 0.0%、2015年 +0.4%で3年間で1.8%成長で、年率0.6なので、つまりアベノミクスで成長率は上がっていない。
株価が出直す時に、アベノミクスは材料にならない。アベノミクスで始動した相場は、アベノミクスで終わるので、既に終わった可能性が高い。

●企業業績
2014年10月~12月は、ドル円の月中平均は、114.32円で、2015年10月~12月は、ドル円は、121.40円でその差は+7.08だったが、企業業績は減益だった。そして、2015年1月は、ドル円の月中平均は、118.23円で、2016年1月は、118.16円で、わずか7銭ではあるが、3年7カ月ぶりの円高局面へ移行しており、1円の円高でも二ケタの減益になる可能性もある。つまり、世界の経済活動が思わしくない。

●増益基調下のPERと減益下のPERは違う
2015年4月~6月のPERは16.87、2015年7月~9月のPERは15.49、2015年10月~12月のPERは15.17、2016年1月~2月のPER14.39で、下落しているので、来年度は間違いなくPERは下落して行く。

●リーマンショックとの対比
市場の実態は、リーマンショックまではいっていないが、市場の混乱度合いは、リーマンショックまでいっている。2週間で10円円高が進んだのは、2008年10月以来、1年移動平均からのマイナス乖離率は、⁻22.7%で、東北大震災を除けば、リーマンショック以来の下落で、新安値数の1,023(一ヵ月の累計は、5,046)も2008年以来で、1か月間常に底割れ懸念だった。

円安が120円の方に進まない限りは、相場の低迷は長期化する。

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