2016年3月7日のマーケット・アナライズ・マンデーで、金融ストラテジストの岡崎良介さんが、下記の内容について話されてました。
2月11日以降の日本株の相場は、相場が上昇する、上昇するからボラティリティ(恐怖指数)が下がっていた。それまでは、相場が下落する、下落するからボラティリティ(恐怖指数)が上がる状況だった。3月7日の相場は、相場は下がり、ボラティリティも下がっている。このパターンを示唆しているのは、相場全体が戻りを意識した瞬間に発生する。
恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート
この状況は、これ以上は戻らない、そして次の何か良いニュースを待っている状況で、つまり、17,000円を上抜けていく為には、何か別の力が必要になっているシグナルである。
そして、このシグナルは短期的なもので、3から4日位続き、17,000円台が戻り売りのめどとして意識されつつある。つまり、相場は下がるが、ボラティリティも下がる場合には、良いニュースが無い限り株価は下落する可能性が高いとの事でした。
マーケット・アナライズ・マンデー(2016.3.7放送分)
マーケット・アナライズ・マンデー | ラジオNIKKEI