2018年11月20日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
下記のデータが、海外投資家が、日本株を3週間以上連続買い越しした、過去2年の全ての期間ですが、一度連続買い越しを行った後は、平均で、16週から17週位空いているので、4ヶ月毎となっている様です。
空売り比率もずっと高水準をキープしているので、海外投資家は、日本の市場を売りで稼ぐと決めている様で、日経平均株価が下がって、円高になるタイミングを見計らって、買い越しに転じるとの事です。
●2016年11月7日から2017年1月6日までの9週間で、株価の安値が、11月9日の16,111円で、ドル円は、101.20円でした。
2017年1月6日の海外投資家の買い越し期間終了から、次の連続買い越し期間の開始の4月24日までは、15週
●2017年4月24日から2017年5月12日までの3週間で、株価の安値が、4月17日の18,224円で、ドル円は、108.13円でした。
2017年5月12日の海外投資家の買い越し期間終了から、次の連続買い越し期間の開始の9月11日までは、17週
●2017年9月11日から2017年11月2日までの8週間で、株価の安値が、9月8日の19,239円で、ドル円は、107.31円でした。
2017年11月2日の海外投資家の買い越し期間終了から、次の連続買い越し期間の開始の4月2日までは、21週
●2018年4月2日から2018年5月18日までの7週間で、株価の安値が、3月26日の20,347円で、ドル円は、104.63円でした。
2018年5月18日の海外投資家の買い越し期間終了から、次の連続買い越し期間の開始の9月10日までは、16週
●2018年9月10日から2018年10月5日までの4週間で、株価の安値が、9月7日の22,172円で、ドル円は、110.38円でした。
前回の2018年10月5日までの連続買い越し後から考えると、今の株価の水準から多分、一度上昇して、4ヶ月後位の2月位に、円高になって、株価が安くなった時に、連続買い越しを開始する可能性が高いとの事です。
2月の株価は、2万1,000円を下回っているとは、考えにくい様ですが、今後、株価が底を付けて、千円位上昇して、もう一度ダメ押しになった時に、買いに来ると考えられるそうで、もし、そうなった場合には、企業決算は、今年の下期は減益となり、その後、不安要素が出尽くして、来季の決算の増益期待から、外国人投資家の連続買い越しが始まり、株価の長期的な上昇につながると考えているそうです。
stockvoice動画一覧 – YouTube
TOKYO MX * 東京マーケットワイド