2016年9月27日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが「権利落ち後こそ好機?」について話されていました。
2016年9月27日は、9月の中間配当などの権利最終売買日ですが、過去の9月末の最終5営業日は、株価は、下落することが多く、8年間で2011年の1回しか上昇しなかった。そして、下げ幅が大きい。理由としては、3月末は、年度末ということでお化粧買いが入るので、これ程下落幅は大きくはないが、9月末はそれもあまり無いと言う事と、外国人投資家のファンドの決算も近いこともあり、利益確定の売りが出やすい事もある様です。
2008年は、-830.73円
2009年は、-237.31円
2010年は、-196.97円
2011年は、+140.03円
2012年は、-239.84円
2013年は、-286.62円
2014年は、- 32.38円
2015年は、-682.06円
10月以降12月までの日経平均株価は、9月末までとは逆に、マイナスは2回で、それ以外の年は、かなり上がっているので、今週は日経平均株価は、下げるかもしれませんが、10月以降は、意外と強い展開が期待されるそうです。理由は、10月以降は、政策が出やすいので、期待が高まるからで、今年は、企業業績も、後半に行くに従って良くなる見通しだそうです。
2008年は、-2400.30円
2009年は、+ 413.21円
2010年は、+ 859.57円
2011年は、- 244.94円
2012年は、+1525.02円
2013年は、+1835.51円
2014年は、+1277.25円
2015年は、+1645.56円
そして、9月末の株価が軟調の中で、配当利回りが高い銘柄は、下記の通りです。
キャノン 5.13%
日産 4.70%
住友商事 4.41%
伊藤忠商事 4.29%
三井住友FG 4.19%
みずほFG 4.16%
三井物産 3.67%
三菱UFJ 3.37%
三菱商事 2.79%
KDDI 2.53%