2018年10月1日のNewsモーニングサテライトで、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘さんが、下記の内容について話されていました。
TOPIXは、日経平均株価よりも劣後していましたが、漸く戻ってきましたが、高パフォーマンスになっているのが、医薬品株指数で、日経平均構成銘柄で一番の上昇率をマークしているのは、エーザイだそうですが、この医薬品株指数と同様に、打たれ強く(株価指数が下落する時には、あまり下落しない)、株価指数が上昇する時には、同じ様に上昇する業種は、人材派遣、ITソフト、セキュリティー、医療機器などだそうです。
これとは逆に、非常にパフォーマンスが悪いグループが、非鉄金属指数で、これは、典型的な中国関連株で、世界の非鉄金属の需要の5割が中国で、中国の景気は鈍化してきていて、更に、米中貿易摩擦で、下落する要因が出てくる可能性もあるので、ずっと株価は下落していたので、医薬品株指数と、非鉄金属指数を比較すると、4割近く違うそうです。
そして、この非鉄金属指数と同様に低パフォーマンスなのが、鉄鋼、海運、機械などだそうですが、中国は、米中貿易摩擦で景気が鈍化していますが、景気刺激策を行うので、大丈夫だと判断して、これらの株価は、戻り基調にありますが、それほど方針転換は簡単ではないそうです。
その為、今後投資する場合は、高パフォーマンスになっている医薬品、人材派遣、ITソフト、セキュリティー、医療機器などの株が下押しした時に、買うのが業種毎の投資のポイントとなるとの事です。