2018年4月18日の「日経プラス10」で、SMBCフレンド証券 チーフストラテジストの松野 利彦さんが、下記の内容について話されていました。
日経平均株価は、2万2,000円を超えて、マーケットの雰囲気は良くなってきていますが、背景には、外国人投資家の買い越しがある様で、外国人投資家は、日経平均株価の調整過程において、売り越しを続けていましたが、最近になって、買い越しに転じてきました。
その為、今後は、外国人投資家が、買いそうな銘柄に、注目した方が良いそうです。
日本株で、外国人持ち株比率25%以上の銘柄、10%から25%までの銘柄、10%未満の銘柄に分けて、指数化して見ると、外国人投資家が売っている過程では、外国人投資家の持ち株比率が一番大きい25%以上の銘柄が、一番大きく下がっていたので、この辺の銘柄を売ってきたと考えられるそうです。
今後買い越しに転じてくる事を考えると、この様な持ち株比率が高い銘柄を売ってしまったので、これから買い戻す可能性が高いそうです。外国人持ち株比率の高い銘柄は、業種的には、機械、ハイテク、電子部品などの銘柄などだそうです。
2015年8月11日に発生した人民元ショックの時も、株価が下落する過程では、外国人持ち株比率25%以上の銘柄が大きく下げていましたが、上昇する過程では、他の銘柄と同じ位まで上がりました。
他の銘柄と同じ位までしか上昇はしていませんが、外国人持ち株比率25%以上の銘柄が、一番大きく下がっていたので、それだけ上がったと言う事になるそうで、今回も同じ様な現象が起こる可能性が高いと考えているそうです。
外国人持ち株比率が高い銘柄を探す方法は、日経新聞が発行している日経会社情報などを見ると、外国人持ち株比率のウエイトが出ているそうです。
尚、現在の外国人持ち株比率は、下記のサイトでも確認可能です。
外国人持株比率 | ランキング | 会社四季報オンライン
《結果表示》 533 日足 外国人持ち株比率ベスト100 2018/04/19 1521銘柄