2019年1月15日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
日経平均株価の終値ベースの高値が、2018年10月2日の24,270円で、そこから、終値ベースの安値の2018年12月25日の19,155円まで、ほぼ3ヶ月間で、5,115円下落して、下落率は、21.1%だったそうです。
そして、アベノミクスが始まってから、同じ事が起こったのは、高値の2015年12月1日の20,012円から、安値の2016年2月12日の14,952円まで、5,060円下落した時で、下落率は、25.3%だったそうですが、この1回しか無いそうです。
この様に3ヶ月で、5,000円位下げた時には、下げ過ぎたので、戻る事はあるそうですが、2015年12月1日の20,012円の高値まで戻るには、2017年6月2日の20,012円まで、1年半かかっていた様です。
その為、少なくとも、2019年の上半期に、2018年10月2日の24,270円まで戻る事は、難しいそうで、上限は、22,000円位までと考えていた方が良いそうです。
ただ、19,000円が、PBR1倍位なので、この水準は、一時的に割る事はあっても、そう簡単には下回らないと考えている様で、日経平均株価の推移は、19,000円から、22,000円位までのレンジ相場となる可能性がある様です。
2015年12月1日の20,012円から、2016年2月12日の14,952円まで下落した後の戻り局面では、半値戻りの17,500円位で、上昇が止まってしまった様です。
現状は、3ヶ月移動平均線から、1年移動平均線まで、全部下向きなので、これらの移動平均線が、上向きに転じる様な局面にならないと、上値は常に重い状況となってしまうそうです。
20,500円から21,000円位まで上昇したら、もう一度、19,000円位まで、日経平均株価が下落して、チャートがダブルボトムを付ける事もあると、考えているそうです。
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