2016年10月25日の「日経プラス10」で、SMBCフレンド証券 チーフストラテジストの松野 利彦さんが、下記の内容について話されてました。
日本株は、年末高の傾向があるが、近年は、その傾向が特に強く、ここ2年から3年は、年末高が続いていて、10月から12月だけの期間を見ると、12月が一番高くなっている。
2013年の高値は、12月30日で、2014年の高値は、12月8日、2015年の高値は、12月1日と少しずつ前倒しになってきている。
その理由は、毎年の事なので、マーケットがわかってきて、先取りする傾向があるそうで、それ以外では、イベントがたくさんあり、年末商戦では、クリスマスがありますが、それ以外でも、10月31日はハロウィーンがあり、だいぶ日本にも定着してきたイベントとなってきている様で、その他には、11月11日の独身の日で、中国のアリババが仕掛けた話で、自分へのご褒美の日という位置づけで、インターネットで大セールが行われる日となっていて、今後少しずつ根付いて行くと考えられ、これらのイベントが株高に結びついていると考えられるそうです。
今年は、11月8日にアメリカの大統領選挙があり、12月13日及び14日には、FOMCがあるので、ちょっと不透明な部分もある様です。その為、今年は、11月末位がピークになるのではなく、FOMCが利上げする前まであたりが、株価のピークと予想されるそうです。