2016年2月3日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されてました。
株価を決める一番のポイントは、企業業績で、1月21日の日経平均PERが13.4倍で、加重平均配当利回りが、2.16だった。この水準は、ガチガチの底値だった。ただ、この時の一株利益(日経平均EPS)と比べると、現在の一株利益が減ってきている。企業業績の下方修正が出尽くす事が一つのポイントで、12月の決算発表が終わって、下方修正が出尽くし、その段階で、日経平均PERが13倍台に入っていれば底値に近い。
2月2日の15.15倍はまだ高い。日経平均PERは、13倍から17倍のゾーンで動くので、ちょうど中途半端なところにある。この1株あたりの利益の値が、毎日減ってきているので、下方修正が行われている。
17,750.68(2月2日の日経平均)÷15.15(2月2日の日経平均PER)=1171.66(1株あたりの利益=日経平均のEPS)
ザ・マネー~水曜日 視界良好!(2016.2.3日分)
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