10月16日のマーケット・アナライズplus+で、武蔵野学院大学名誉教授大学院特任教授 山崎和邦さんが、株価には適正評価というのはなく、必ず過大評価か、過小評価するので、上にも下にもオーバーシュートすると株価の現状及び「休むも相場」の真意について説明されていました。
6月~8月のトリプルトップの高値20,900円から9月29日の16,901円の差ー4,000円位で、4,000円X黄金分割比0.38=1,520円(4,000円下がったので、38%戻る)。その為、9月29日の16,930円+1,520円=18,451円=10月9日の18,439円となる。しかし、18,439円もはしゃぎすぎの株価で、相場は人間より賢いので、修正が行われて、また黄金分割比で計算すると、500円位下がるので、そこで止まってまた反発して現在の株価になっている。
この様な場合の株の買い方としては、38%下がったところで半分買いに入る。そしてもし、62%下がったら(17,500円)また買う、更に昨年の穴埋めをすると15,701円になったらまた買う。
「休むも相場」の真意 (大底圏内の買い、大天井圏内の売り切り)
●休むもの相場の真意
完全に休むのではなく、2割の取引、8割の現金化
●大底圏内の買い 時価総額/個人現預金≦35%前後
マーシャルの計の株式投資版が、時価総額/個人現預金で、35%前後は大底圏内なので、ここで株を買えば何を買っても儲かる。尚、60%以上になった時は売り。
●天井圏内の売り 時価総額/GDP≧120%
ウォーレンバフェットが使っている指数で、全部の株の時価総額が1年間のGDPの120%になったら売り。
●大底圏内を買いに出る時の心得「おちてゆくナイフを途中で途中で掴む」
一旦落ちてバウンドしたところを買うのが正しいが、これをやると安値覚えの病(押し目待ちの、押し目なしで買えない)に取りつかれるので、おちてゆくナイフを途中で掴むつもりで買い場を探す。
国内株式指標 時価情報 :株式 :マーケット :日本経済新聞
国民経済計算(GDP統計) – 内閣府
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