2016年10月4日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが「東証一部銘柄で、個人持株比率ランキング」について話されていました。
新興企業の銘柄は、個人の持株比率が高くなる傾向があります。コロワイドは、株主優待を期待して、株を持つ人が個人株主には多い様です。
9位のカゴメは、株主優待として自社商品の詰め合わせを配布しているいるので、個人持株比率が60.8%なのは、大企業としては異例の多さとなっている。
このランキングには、出ていませんが、日本マクドナルドも、アメリカのマクドナルドが持っている株を除くと、実質流通している株の個人持株比率は、8割位になっているそうです。
この様に株主優待を期待して、個人持株比率の高い会社の株価は、外国人投資家の売りの影響を受けないので、株価がなかなか下がらないそうで、リーマンショックの時も、カゴメの株は、下がらなかったそうです。
尚、3月末時点の東証一部銘柄で、個人持株比率ランキングは、下記の通りです。
1.コロプラ 78.4%
2.コロワイド 78.2%
3.ユーグレナ 77.9%
4.グリー 72.5%
5.クリエイトSDH 69.1%
6.クックパッド 68.7%
7.ペプチドリーム 61.3%
8.トランス・コスモス 60.8%
9.カゴメ 60.8%
10.オープンハウス 59.3%