2016年10月13日の日経モーニングプラスで、日経QUICKニュース記者の中山桂一さんが「東証一部の売買代金の平均 」について話されていました。
東証一部の売買代金の一日あたりの平均は下記の通りです。
2012年は、1兆1,024億円
2013年は、2兆3,522億円
2014年は、2兆1,071億円
2015年は、2兆5,456億円
2016年は、2兆2,590億円
そして、2016年の詳細は、
2016年の1月から3月は、2兆5,577億円
2016年の4月から6月は、2兆1,440億円
2016年の7月から9月は、2兆1,312億円
2016年の10月以降は、1兆7,913億円
2013年、2014年、2015年は、アベノミックス相場で盛り上がっていましたが、2016年も2兆2,000億円を超えていますが、3ヶ月毎で見てみると、10月まで減少しています。
この背景は、海外投資家が参加していないのが理由で、為替の方向感がわかりにくい、アメリカの利上げも年内は1回、利上げ後の米国株の動向も読みにくい、アベノミックスは大丈夫なのかなどの声が多くなっているそうです。
アベノミックスは、規制改革が進まないのが、海外投資家の売買を妨げていると思われ、日本株の海外投資家の売り越しは、年初から6兆円で、今後もきっかけ待ちの相場が続くのではないかとの声が多いそうです。