2018年2月13日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
2016年2月12日のPBRは0.99倍で、6月24日のPBRは1.03倍だったので、会社の解散価値まで売られたそうで、この時の株価下落の原因は、原油価格の暴落と、ドル円が100円より円高になったそうですが、それでも解散価値までで、止まったそうです。
その為、どんなに環境が悪くなっても、PBRは1倍位で、日経平均株価の下落は止まる様です。
2017年は、増益基調で、景気も良かったそうで、4月14日も9月08日の安値日も、PBRは1.2倍位で止まっていて、PERは、結果として、13倍を割れたり、15倍で止まったりするそうで、ファンダメンタルズ指標の中で、株価の安値圏で使えるのは、PBRだそうです。
2017年は、1.2倍位で止まって、今年も景気や、企業業績が、それほど変わったわけではないので、1.2倍位では、株価の下落は、止まる可能性があるとの事で、ファンダメンタルズから見ても、日経平均株価が2万1,000円を大きく割ることはないそうです。
2016年以降の日経平均株価の安値時点のPER(株価収益率)とPBR(株価純資産倍率)は、下記の通りです。
■2016年
●2016年2月12日が安値日で、株価が14,952円で、PERは12.97倍、PBRは0.99倍
●2016年6月24日が安値日で、株価が14,952円で、PERは12.62倍、PBRは1.03倍
■2017年
●2017年4月14日が安値日で、株価が18,335円で、PERは15.38倍、PBRは1.21倍
●2017年9月08日が安値日で、株価が19,274円で、PERは13.69倍、PBRは1.22倍
■2018年
●2018年2月09日が安値日で、株価が21,382円で、PERは13.08倍、PBRは1.23倍
尚、下記のサイトを見ると、2018年2月16日現在のPERは12.93倍、PBRは1.22倍です。
日経平均PER PBR 日経平均株価適正水準
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