2018年1月15日の「日経プラス10」で、SMBCフレンド証券 チーフストラテジストの松野 利彦さんが、下記の内容について話されてました。
株価は、PER(株価収益率)X EPS(1株利益)で計算されますが、前期実績のPERは、17.41倍で、EPSは、1,358円でしたが、2018年1月12日時点の株価が、23,653円で、日経の予想が、予想PER15.58倍で、予想EPSは、1,518円で、前期から今期を比べると11%の増益を見込んでいるそうです。
尚、日銀短観の大企業全産業の12月の短観では、21%の増益まで見込んでいるそうで、前期から21%の増益となると、今期の予想EPSは、1,643円となるそうです。
そして、2018年4月から始まる来期予想では、世界景気は悪くないですが、日本経済は若干景気が減速する可能性があるそうで、今期の21%増益よりは、増益率が落ちて、10%増益と仮定すると、予想EPSが、1,807円となり、PERが、16.60倍になると、株価は、29,996円と3万円に近づく事となります。
このPER16.60倍は、高い様に思えますが、2016年末にもPERは、16.60倍まで達していて、2015年には、18倍位まで達した事もありましたので、それを考えると、PER16.60倍は、無理な数字ではないそうです。