11月21日のマネーの羅針盤で、コモンズ投信の糸島孝俊さんが、「ピークは2万円?」と言うテーマで話されていました。
現在の日経平均は、戻り売りが発生しているので、2万円越えには至っていない。日経平均累積売買代金3月13日~11月27日で見ると、売買代金の多さは、日経平均が今年の春の19,600円~19,800の売買代金が51兆円で、8月の中旬位まで20,400円~20,600円の売買代金が66兆円となっており、壁が2か所があるが、既に19,600円~19,800の壁は超えて2万円近くまで戻ってきたが、20,400円~20,600円の大きな壁があるため超えられいないと考えている。
その為、銘柄選択の再検討次第では利益を出せると考えているそうで、対TOPIX業種別騰落率で、8月11日の高値を100とした場合、TOPIXに比べて頑張っている業種が、内需関連の繊維、建築、科学、陸運、小売で、頑張っていないのが、景気連動・外需関連の鉄鋼、海運、証券、銀行、非鉄です。
年末から年始にかけての金融イベントや政策の動向などを確認する必要があるが、手堅い投資戦略は、勢いのある小売(インバウンド)、建設、陸運などになるが、既に上がっている銘柄もあるので、業績などをチェックして、まだ上がっていない銘柄に注目する必要がある。そして、リスクがある戦略としては、鉄鋼、海運、非鉄などの資源関連は、資源価格が大きく下がっているので、中長期的にはリターンがあるかもしれないとの事でした。