持ち合い相場を抜けるまで、寄り付で株を買ってはいけない?:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2017年8月1日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。

2017年6月20日にザラ場の高値を付けて以降、前日終値を上回って、東京市場で、寄り付いた日は、合計13日ありますが、そのうち、引け値までその値を維持したのは、3回しかないそうです。

つまり、日本の夜に海外市場で、日本株へのプラス要因があって、株価が高寄りした場合には、ロウソク足が陽線(終値から始値を引いた数値がプラス)になる確率は、23%しかないそうで、寄り付きで株を買った場合には、多くの日で、その日はマイナスになってしまいます。その為、日本株は、自立的に上がる力がないそうです。

昔の感覚では、ニューヨークの株価が新高値になった場合には、翌日、日本株を買っていたそうですが、この行為は、膠着相場を抜け出すまでは、絶対にやらない方が良いとの事です。尚、売りで入る人は、問題ないかもしれません。

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