2019年7月30日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。
現在は、持ち合い相場となっていますが、PBRが1.05倍を切ったのは、2016年7月以降は、去年の年末からだけで、PBRが1.05倍以下になった日は、下記の通りです。
●2018年12月21日:PBR1.04倍
●2018年12月25日:PBR0.99倍
●2018年12月26日:PBR1.00倍
●2018年12月27日:PBR1.04倍
●2019年1月4日:PBR1.02倍
●2019年1月7日:PBR1.05倍
●2019年1月8日:PBR1.05倍
※上記は、休みの日を除いて8営業日連続
●2019年5月16日:PBR1.05倍
●2019年5月30日:PBR1.05倍
●2019年5月31日:PBR1.04倍
●2019年6月3日:PBR1.03倍
●2019年6月4日:PBR1.03倍
●2019年6月5日:PBR1.05倍
●2019年6月6日:PBR1.05倍
●2019年6月7日:PBR1.05倍
※上記は、休みの日を除いて7営業日連続
●2019年6月18日:PBR1.05倍
●2019年6月26日:PBR1.05倍
●2019年7月18日:PBR1.05倍
PBRが1.05倍を長く切ったのは、2018年12月21日から2019年1月8日の期間と、2019年5月30日から2019年6月7日までの期間だけで、2019年6月から7月にかけて売りが強くなった時は、日経平均株価の下落は、PBR1.05倍で止まっています。
その為、通常の売りであれば、PBR1.05倍で止まる事が確認できる様で、7月の日経平均株価の一株あたりの純資産は、20,038円なっている事を考えると、PBR1.05倍は、日経平均株価では、21,000円と考えられるので、21,000円は、岩盤となっている様です。
PBR1.05倍以下になった9回のケースでは、売られ過ぎだったと考えられ、それは、20日平均の騰落レシオで判断ができるそうで、騰落レシオが、70%以下になった場合には、PBR1.05倍で止まると言う法則は成立しませんが、2019年の年末までは、PBR1.05倍を底値とするパターンが成立すると考えられるそうで、もし、PBR1.05倍まで日経平均株価が売られたら、買いを入れると利益が出せるそうです。
そして、PBR1.05倍以下になるかどうかは、20日前の騰落銘柄数を見ればわかるそうで、もし、騰落レシオが、70%以下になると考えられる様であれば、PBR1.05倍になったら買いを入れるのではなく、2日から3日待ってから買いを入れた方が良いそうです。
下値が、PBR1.05倍で、日経平均株価では、21,000円と考えると、売り方は現在の株価から売っても儲からないので、空売り率が高くなった翌日は、空売り率が低くなっている事も考えると、売り方は売り崩せていない様です。
その為、売り方も下値が固いと判断して、もし、ドル円が109円などの良い材料が出てくると、株価が上昇する可能性が高いとの事です。
stockvoice動画一覧 – YouTube
TOKYO MX * 東京マーケットワイド