2017年6月26日のNewsモーニングサテライトで、マネックス証券チーフストラテジストの広木 隆さんが、下記の内容について話されてました。
株には、季節性があり、夏場はあまり芳しくないそうで、TOPIXの1964年1月31日から2017年4月28日までのデータでは、10月に株を買って、4月に売るのが、半年のパフォーマンスとしては一番良いそうで、これがハロウィーン効果と言われて、非常に有名ですが、セルインメイの5月に売れと言うのとセットになっているそうです。
つまり、株価は、冬から初夏まで上昇する事が多く、夏から秋は、あまり株価は上昇しないそうです。これから、夏枯れ相場になる可能性もあり、ベストは、秋に株を買うタイミングを見定める事だそうです。
●10月に株を買って、4月に売ると、ハロウィーン効果と言われ、8.3%上昇しているそうです。
●11月に株を買って、5月に売ると、7.8%上昇しているそうです。
●12月に株を買って、6月に売ると、6.4%上昇しているそうです。
●5月に株を買って、11月に売ると、0.3%下落しているそうです。
●4月に株を買って、10月に売ると、0.8%下落しているそうです。
もし、この夏の間に株を買うとすると、順張りが良いそうで、どの様な要因が相場でパフォーマンスを上げていたかを見ると、年の前半は、過去一年のリターンが、良かった銘柄がマイナスになっている事が多くいので、逆張り(株価が下落した時に買い、株価が上昇したときに空売りする事)がきいていたと言うことで、そして、6月を境目に、過去一年のリターンが、良かった銘柄がプラスになっている事が多いので、夏は順張り(株価が上昇傾向にあるときに買い、株価が下落傾向にあるときに売る事)の方が良いそうです。