2016年11月25日の「日経プラス10」で、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが、下記の内容について話されてました。
トランプ相場は、外国人投資家の短期筋の買いが一巡すれば、それ以降は買いが入らずに、それほど長く続かないと思われていたそうですが、先週、先々週位から、長期資金と言われている、ヨーロッパの年金基金や、アメリカのミューチュアルファンドと言われている投資信託が、日本株を今年の前半の1月から9月まで6兆円売っていたので、手持ちの日本株が無くなってしまって、日本株が上昇し始めたので、慌てて買い始めていて、先週、先々週を合わせると、1兆円買っているそうですが、6兆円売った後なので、もう少し買いは続くと考えている様です。
この様に、外国人投資家の長期の買いが入ってきた事が、日経平均株価の7連騰になっている最大の要因ではないかと思うそうです。
尚、ワールドビジネスサテライトでも、日本取引所グループが11月25日に発表した、11月14日から11月18日の売買動向は、外国人投資家が、現物株と、先物(日経225・TOPIX)を1兆750億円買い越していたとの話がありました。