2016年6月10日のGO!GO!ジャングル・マーケットラジオで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されてました。
2016年6月6日の週に一ヵ月移動平均で日経平均株価の売買代金が2兆円を割ってきたが、これは、今年も去年も一度もなかった。
2014年4月21日から2014年9月25日までの5カ月間は、一ヵ月移動平均で日経平均株価の売買代金が2兆円を割っていたが、この5カ月間で、日経平均株価は、1,800円上がっていた。薄商いだと、株価は低迷しそうだが、薄商いで、ボラティリティがどんどん低下していくと、下値不安が消えてくるので、期間がたてば、株価は上昇するしかない。
この5カ月間の一日平均の日経平均株価の変動幅は、120円だった。120円だと、0.8%しか動いていない。あまり株価が動かないと、下値不安がなくなるので、その時に株価は上昇局面に入る。
その為、株価上昇の条件は、ボラティリティの低下で、2016年1月から3月は、ボラティリティが大きく、「ボラティリティの大きな資産は危ないので、持っていられないとの事で、金融機関はポートフォリオの中の株式の比率を下げた」と、言われていたが、価格変動リスクに見合ったリターンが上げられないと、上下に振れるだけで、収益が上がらないので、株価の資産を減らす事になる。
日経平均株価の変動幅が160円以下になると株価に上を目指す方向性が出てくる。
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