2018年4月24日のNewsモーニングサテライトで、ソニーフィナンシャルホールディングスの尾河 眞樹さんが、下記の内容について話されていました。
先週末に、北朝鮮が、ミサイル発射と核実験の廃止を宣言しましたが、今後は、北朝鮮が、核の放棄をどこまで踏み込むかに注目されているそうです。
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が、19日に北朝鮮は、完全な非核化の意志を表明していると話していているそうで、これがもし、共同宣言などにも、盛り込まれる様であれば(実行されるかどうかは、別の問題だそうです)、目先は、北朝鮮リスクが後退して、ドル円のもう一段の上昇につながるとの事です。
2018年2月以降は、108円が上値を抑えて、抵抗線となってきましたが、昨日108円を超えてきましたので、次に注目されるのが、フィボナッチポイントと言うテクニカル水準から見ると、去年の11月の高値の114.73円から、今年3月の安値の104.56円までの、38.2%戻しが、108.44円で、この水準は、昨日超えてきたので、次のポイントは、高値から、安値までの半値戻しの50%が、109.65円なので、この水準が、次の目処として考えられるそうです。
ただ、まだ、米朝の会談の日程も決まっていないので、南北首脳会談で、核の放棄が盛り込まれなければ、失望感から、1円位の円高は、警戒した方が良い様です。