2018年1月24日の7110マーケットTODAYで、内藤証券の北原奈緒美さんが、下記の内容について話されてました。
従来では、日本が金融緩和を継続している状態で、アメリカが利上げしている局面では、日米金利差が拡大して、円安、株高と言う動きが続いていましたが、足元は、これまでと同じ様な動きとは、なっていません。
昨日、日銀が、金融緩和の継続を発表しましたが、日米の金利差は、横ばいとなっていて、円相場は、円高になってきています。
しかし、今は、円高と言うよりは、ドイツの経済の好調が続いているので、ドルが主要通貨に対して、ドル安になっている事や、アメリカのトランプ政権の閣僚であるセッション司法長官が、ロシア疑惑について、特別検査官の聴衆を受けた事で、ドルが売られた様です。
そして、アメリカの大幅減税が実施されましたが、早くも膨らむ財政赤字を「何でカバーするか」などが、懸念されている事もある様です。
円高進行は、為替感応度の高い、輸出企業にとっては、マイナス要因となるので、為替の動向と、金利の動きは、引き続き見ていた方が良いそうです。