円相場こう着ならグロース株優位 日経モーニングプラス

2017年3月17日の日経モーニングプラスで、大和証券株式会社 投資戦略部シニアストラテジストの石黒英之さんが、下記の内容について話されてました。

2106年の年末までは、日米の金利拡大で、円安になっていましたが、2017年に入ってからは、日米の金利差は、縮小してきているので、円安は一服となっています。

今の為替水準を考えると、金利差の水準から考えると、本来あるべきドル円の水準は、106円から107円位になるのですが、それ以上の円安に進んでいる理由は、トランプ大統領の政策への期待感や、FRBの利上げピッチ加速などのドル高要因を織り込んでいるので、円安が行き過ぎているそうです。その為、今のドル円の水準から行くと、米国金利が3%位(現状は、2.4から2.5位)まで織り込んでしまっているとの事です。

日本株の場合には、円相場と外国人投資家との相関が高いので、円相場がこう着してしまうと、外国人投資家が、日本株を買わなくなってしまうそうで、年初から、円安が一服しているので、外国人投資家の買いも止まっているそうです。

去年の年末までは、円安とともに、何でもかんでも上がる相場でしたが、今年の年初からは、外国人投資家は、先週まで4,000億円程度売っているので、何でも上がる相場から、上がらない銘柄と、上がる銘柄が分かれる相場になってきているので、今まで以上に銘柄選定が大切になってくるとの事です。

株には、株価が企業本来の価値より割安と考えられる株式「割安株」とも呼ばれるバリュー株(value=価値)と、成長率が高く、株価の上昇が期待できる株式「成長株」とも呼ばれるグロース株(growth=成長)がありますが、円安に振れる場面では、割安な、鉄鋼株、自動車株の業績期待が高まるので、バリュー株が優位になりますが、円安が一服してくると、グロース株の方が優位になるそうです。

為替の影響や、世界の影響を受けないで、独自の成長ストーリーを持っている会社は、中長期的に利益成長性が高い会社だと言えるので、グロース株の中で、石黒英之さんが、注目しているのは、下記の銘柄だそうです。
●2815 アリアケジャパン
天然調味料を作っていて、カップラーメン、外食産業、スーパーのお弁当、惣菜などの食を支えている会社で、
注目ポイントは、少子高齢化で、高齢化が進んでいくと、単身世帯が増えていくので、単身世帯が増えると、自分でご飯を作らなくなるので、
外食をしたり、お弁当などを買って食べる需要が高まるとの事です。
●2871 ニチレイ
ニチレイも、世界中で単身世帯が増えると、食の簡素化、簡略化が進み、需要が増えるとの事です。
●8876 リログループ
●2127 日本M&Aセンター
日本M&Aセンターも高齢化がキーワードで、現在は、団塊の世代の経営層が多いですが、日本全国で、中小企業の黒字企業は、18万社あるそうですが、
そのうちで、後継者が決まっているのは、6万社しかないそうで、12万社は決まっていないので、今後、経営者の高齢化とともに、企業のM&Aが一段と活発化していく可能性があるそうです。
●2229 カルビー

円相場こう着した状況で、投資する際に注意する点は、日本は、円相場に依存している企業が多いですが、なるべく円相場に関係なく業績を伸ばせる会社に注目することと、シャープ、東芝など輝かしい業績を出していた企業でも、厳しい環境に陥っているので、過去の業績や企業名は、あまり役に立たないので、今後先々5年、10年稼げる環境で闘っていける企業に注目した方が良いそうです。

日経モーニングプラス|BSテレ東

    



ブログランキングに参加中です。
にほんブログ村 株ブログへ にほんブログ村 株ブログ 株の基礎知識へ にほんブログ村 為替ブログへ にほんブログ村 為替ブログ FXの基礎知識へ 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)