2018年9月25日のNewsモーニングサテライトで、FPG証券の深谷 幸司さんが、下記の内容について話されていました。
最近は、わずかながら円安ドル高に動いてきていますが、先週は、米国株が史上最高値を更新して、10年債利回りが、3%台に定着するなど、リスク選好が強まりましたが、円とドルは、ともに安定通貨とみなされている為、他の通貨に対しては、同じ方向に動きやすく、リスク選好のもとでは、ドルも全般的に売られて、ドル円ではドル高なのですが、円意外の通貨に対しては、ドル安となっている様です。
今年の年初の様な、極端なリスク選好で、ドル売りが強まると、ドル円相場が、アメリカの長期金利と逆行して、円高ドル安に動く事もある可能性もあるそうです。
リスクオンでは、通常は円安ですが、円高になる可能性もあるそうですが、ドル安が加速したり、長期化する可能性は少ないと考えられ、年初と異なる点としては、アメリカの株価は堅調ですが、貿易摩擦の懸念もあり、新興国不安もあるので、手放しでリスク選好とはなりにくいそうで、アメリカの10年債利回りが、今後も緩やかに上昇して、ドル円相場が中期的に堅調に推移する時合が固まってくると、考えられるそうです。
円高に調整する局面でも、ドル円相場は、相対的に底堅い展開が期待されて、112円割れは、起こりづらい展開になると考えているそうです。