2016年5月11日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されてました。
企業業績から見た今後の相場は、アナリストやストラテジストが出した2017年3月期の業績予想は、5%減益位で、企業の収益を積み上げて予測をすると、15%位の減益なので、間を取ると10%位の減益と予想している。
日経平均株価の一株利益(EPS)が、前期実績で1,152円で、予想ベースで、1,098円なので、このEPSの数値はちょうど5%減益になる。これが、10%の減益になるとすると、EPSは、1,037円まで下落すると考えられる。
その為、現在の株価水準はPERで16倍となり、日本の株価はPER13から17倍で動いているので、PERでは、上値が期待できない。その為、EPSが増えないといけないが、企業収益は減益なので、EPSが増える為には、円安になる必要がある。
しかし、アメリカが日本を為替監視国に認定したので、円安になりそうもない。アメリカの大統領選挙の11月まで、為替圧力は続くだろう。
杉村富生の兜町ワールドは経済や株式情報の解説を分かりやすく行っています。
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