2017年6月6日の「ワールドビジネスサテライト」で、「仮想通貨ビットコインの価格が乱高下」の話題がありました。
仮想通貨ビットコインは2017年1月1日は、1ビットコインあたり11万円程度でしたが、5月25日には、約3倍の33万円まで急上昇したそうです。そして、5月27日には、23万円まで下落して、6月6日には再び上昇して、32万円まで戻ったそうです。
都内に住む30代の加藤さん(仮名)は、ビットコインに投資する個人投資家で、5年前まで証券会社で働いていたそうですが、会社勤めを辞めて、投資活動で生活していて、2015年12月からビットコインに投資を始めて、約1000万円の元手資金で、ビットコイン投資をスタートしたそうですが、1ビットコインあたり4万円から5万円程度の時から投資しているので、今は、31万円から32万円になっているので、かなり利益が出ているそうです。
現在の資産規模は1億円を超えたそうで、以前はFXにも投資していたそうですが、為替は、トランプ政権の誕生から、変動が激しく、勝ちにくい相場となってきているので、ビットコイン投資をしているそうです。
日本デジタルマネー協会の本間善實代表理事の話では、日本のFX投資家などが、ビットコイン市場に流入しているそうで、ここ数ヶ月の間では、ビットコイン取引は、バブル的な状況もあり、誰が買っても、もうかると言う事で、参入者が増えているそうです。
そして、以外な所からも買いが入っているそうで、通貨危機で、生活必需品の食料や、水ですら買えない国では、命を維持する為に、食料や水をビットコインで買い、ビットコインで、生き延びた人もいるとの事です。
例えば、自国通貨の価値が暴落したベネズエラなどでは、ビットコインが自国通貨よりも安全なお金として、使われているそうです。
しかし、このビットコインの今の相場は、間違いなく暴落すると言われているそうですが、しばらくは、人々は、ビットコインに熱中すると思うそうですが、この様な時は、一種のピークだと考えているそうです。