1月30日のマネーの羅針盤で、ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが、下記の内容について話されてました。
IMFが2016年1月19日に発表した世界経済成長見通しによると、アメリカは、今年来年ともに下方修正、日本は、今年は変わらないけれども、来年は消費税の引き上げがあるので、下方修正、ユーロ圏は今年は上方修正、来年も変わらない。
ユーロ圏は唯一下方修正がなく、2012年からGDPは緩やかに成長を保っている。更に、ヨーロッパのECB総裁のマリオ・ドラギさんは、3月の追加緩和を示唆している。その為、経済の下支え効果が期待されるので、株高が期待される。
2016年 2017年
アメリカ 2.6%(マイナス0.2) 2.6%(マイナス0.2)
日本 1.0%(0.0) 0.3%(マイナス0.1)
ユーロ圏 1.7%(+0.1) 1.7%(+0.0)
今まで、ヨーロッパに投資するには、投資信託しかなかったが、昨年の4月には、ユーロ圏全体に投資できるETFが上場している。去年はギリシャ問題、難民問題、テロなどのがあったので不安材料が多い様に思われるが、単一国に投資するETFだと、その国の情勢に左右される事になるが、ユーロ圏全体のETFに投資する事で、リスクが分散される。ただ、ユーロ圏のETFはあまり認知されていない為、売買高が低いので、自分の思った値段で売買できない事もあるので、売買高に注目して投資する必要があるそうです。
●ETF ユーロ圏大型株50 (ユーロ圏12か国の時価総額(浮動株調整後)上位50社の銘柄のみに投資するETF)
UBS ETF ユーロ圏大型株50(ユーロ・ストックス50) 【正式名称】
●ETF 欧州株 (欧州の先進国15か国の大型株及び中型株に投資するETF)
UBS ETF 欧州株(MSCIヨーロッパ) 【正式名称】
●ETF 欧州通貨圏株 (欧州通貨同盟(EMU)に属する先進国10か国の大型・中型株に投資するETF)
UBS ETF 欧州通貨圏株(MSCI EMU) 【正式名称】
●欧州通貨圏小型株(欧州通貨同盟(EMU)に属する先進国10か国の小型株のみに投資するETF)
UBS ETF 欧州通貨圏小型株(MSCI EMU小型株) 【正式名称】