下げ過ぎた株価の戻り幅と空売り比率:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2019年6月11日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

日経平均株価が21,000円台に乗ったので、底値圏は、脱したそうですが、日本株が本当に上昇する時は、米国株が最高値になり、円安及び海外投資家が1ヶ月位連続買い越した時だそうです。

しかし、今回は、米国株は最高値では無いですし、円高気味で、海外投資家は、大幅に売り越しているので、日経平均株価の上昇には、限界がある様です。

日経平均株価は、売り圧力の緩和により、安値を付けてから上昇しましたが、6月4日に20,408円の安値を付けてから、空売り比率が2週間で既に4ポイント低下していて、6月14日が8日目なので、今週中に21,400円から21,600円位まで上昇するのが限界の様です。

日経平均株価が下げ過ぎた後、株価が戻る局面では、いきなり海外投資家が買い越しに転じたり、円安になる時もありますが、これらの要素がどちらもなく、株価が上昇した時の戻り幅は、下記の通りです。

●2018年2月14日の日経平均株価の安値が21,154円で、その時の下落幅が2,969円で、その後の戻り高値が2月27日の22,389円で、上昇幅が1,235円で、上昇率5.8%
この時の5日平均の空売り比率は、2月15日の45.8%から10営業日後の3月1日の41.6%まで4.2%低下

●2018年7月5日の日経平均株価の安値が21,546円で、その時の下落幅が1,455円で、その後の戻り高値が7月18日の22,794円で、上昇幅が1,247円で、上昇率5.8%
この時の5日平均の空売り比率は、7月6日の46.4%から8営業日後の7月19日の42.1%まで4.3%低下

●2018年10月29日の日経平均株価の安値が21,149円で、その時の下落幅が3,120円で、その後の戻り高値が11月8日の22,486円で、上昇幅が1,337円で、上昇率6.3%
この時の5日平均の空売り比率は、10月29日の48.0%から8営業日後の11月8日の44.6%まで3.4%低下

●2019年6月4日の日経平均株価の安値が20,408円で、その時の下落幅が1,899円
この時の5日平均の空売り比率は、6月4日の47.5%から4営業日後の6月10日の43.7%まで3.8%低下

日経平均株価の戻り局面では、2月14日の下落後の株価の上昇率は5.8%で、7月5日の下落後も、上昇率5.8%で、10月29日の下落後も、上昇率6.3%だったので、海外投資家の大幅な買い越しや、円安の後押しがなければ、6%株価が上昇する事が限界となっています。

そして、今回6月4日の安値が20,408円なので、6%をかけると、21,600円なので、今回の短期的な戻りの限界は、この数値となると考えられる様です。

5日平均の空売り比率は、昨年の日経平均株価の戻り局面では、ピークからボトムまで8日から10日で、4%前後の下落となっていて、今回は4日間で、3.8%まで下落しています。

今回の戻りのきっかけは、米国の株高ですが、空売り比率が低下した事により、日経平均株価は、上昇しているそうです。

尚、海外投資家が大幅な買い越しに転じた時は、5日平均の空売り比が、7%位低下する様ですが、大幅な買い越しに転じない場合には、上記の通り4%が限界との事です。

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