リーマンショック後の日経平均株価の状況は、以下のように推移しました。
急落と最安値更新: リーマンショックが発生した2008年9月以降、日経平均株価は急落し、同年10月27日にバブル崩壊後の最安値となる7162円90銭を記録しました。翌28日には一時6994円90銭まで下がり、7000円を割り込みました。
その後の回復: 2009年3月10日には7054円98銭まで下落しましたが、3月11日には急反発し、以降は上昇基調に転じました。2009年6月12日には終値で1万円台を回復しました。
政策対応と市場の期待: 各国政府が総力を挙げて景気対策を行い、世界経済が最悪期を脱するとの期待が広がったことが、株価の回復を後押ししました。リーマンショック後の最安値から約3か月で日経平均は約40%上昇しました。
このように、リーマンショック後の日経平均株価は、急激な下落を経験した後、政策対応による市場の期待感から比較的早期に回復基調に入りました。