2017年6月19日の日経モーニングプラスで、BSジャパン解説委員の豊嶋広さんが、下記の内容について話されてました。
先進国の物価目標は、ほとんどの国が2%に設定していますが、2%に設定していると、先進国の為替が安定的に推移しやすくなるそうで、一般論では、インフレの国程、通貨が安くなるそうで、デフレの国ほど、通貨が高くなりやすいので、もし、日銀が物価目標の2%を下げてしまうと、円高になってしますそうです。
6月19日の週の日経ヴェリタスに掲載されていた記事では、3メガバンクの為替感応度が高まっているそうです。
1ドル円高になると、三菱UFJは、55億円、三井住友は、32億円、みずほは、17億円、キャノンは、49億円、パナソニックは、32億円、日立は、20億円、トヨタは、400億円、ホンダは、120億円の損失が出るそうです。
今までは、円高での為替損は、製造業の話しが有名でしたが、3メガバンクも海外展開しているので、円高により、損失が出やすくなっているそうです。
決算の時には、連結決算で円建てにしなければいけないので、円換算した時に、利益が目減りしてしまうことが出てくるそうです。