ボラティリティと空売り比率から見る相場状況:マーケットアナリスト荒野 浩さんの意見

2018年4月17日の東京マーケットワイドで、マーケットアナリストの荒野 浩さんが、下記の内容について話されていました。

現在は、ボラティリティ(日経平均VI)が20を切ってきて、空売り比率も5日平均では、40%ギリギリまで下がってきていますが、このボラティリティが20を割って、空売り比率も5日平均が、40%を割る状況になれば、株価は安定相場に入っていると言う事になるそうです。

恐怖指数(VIX 日経VI VSTOXX) 日経平均比較チャート

今は、良い方向に動いている様ですが、空売り比率が、1日位は、30%台になる事もありますが、40%を中々下回らない事が多いので、まだ、売り圧力は強い様です。

空売り比率 日経平均比較チャート

2017年の年間の空売り比率の平均は、38.6%で、日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)は、16.34だったので、その積は、38.6 X 16.34で、630.89だったそうです。

そして、この積が、800を超えている時は、荒れ相場なので、先週は、空売り比率が、40.4%で、日経平均VIが、19.6だったので、本格的な安定相場には入っていなかったとの事です。

ボラティリティが、もっと下がって、空売り比率が、38%位になると、安定相場入と考えられるそうで、38%位になると言う事は、海外投資家が、日本株を買い越している証拠となる様です。

空売り比率が、40%を超えている限りは、海外投資家が、持続的に買い越す事は無いそうなので、40 X 17.5 = 700なので、これ以上の時は、相場は持続的に上昇しないそうです。

尚、4月20日(今日)は、空売り比率が、41.7で、日経平均VIが、16.00だったので、その積は、667.2なので、安定相場入りしたと考えても良い様です。

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