2016年11月15日の日経モーニングプラスで、日本経済新聞編集委員の鈴木亮さんが「トランプラリーで上昇、下落した銘柄のランキング」について話されていました。
トランプ相場で11月9日から11月14日までに上昇、下落した銘柄のランキングは、下記の通りです。
上昇していたのは、アメリカの財政出動への期待感で、太平洋セメントや古河機械金属などのインフラ関連や、金利差拡大の恩恵を受ける、第一生命HD、三菱UFJ、野村HD、東京海上HDなどの金融関連も上昇していました。
●トランプラリーの上昇率ランキング
1位 太平洋セメント 17.97%
2位 第一生命HD 17.35%
3位 三菱UFJ 15.76%
4位 SUMCO 15.43%
5位 三菱マテリアル 14.75%
6位 野村HD 14.72%
7位 T&D 14.38%
8位 古河機械金属 13.92%
9位 トレンドマイクロ 12.96%
10位 東京海上HD 12.81%
相場全体が強い中で、トランプ相場で、下落していた銘柄は、食品や携帯などの内需銘柄で、何か売らないと、株を新しく買うための原資ができないので、利益ができた株は一旦売って、トランプラリーの恩恵を受けそうな銘柄に変更した為の様です。
●トランプラリーの下落率ランキング
1位 明治HD -14.04%
2位 味の素 -9.25%
3位 ニチレイ -8.99%
4位 パイオニア -7.29%
5位 NTT -6.55%
6位 JT -6.38%
7位 ヤマハ -6.19%
8位 KDDI -6.07%
9位 NTTドコモ -5.31%
10位 日本水産 -4.82%
トランプラリーは、もう少し続くと考えているそうです。