2017年7月5日のザ・マネー~水曜日 視界良好!杉村商店で経済評論家の杉村富生さんが、下記の内容について話されてました。
シャープ(6753)は、東証一部への昇格申請を出しましたが、反応薄で、なかなか上昇しない状況が続いています。
鴻海精密工業(こうかいせいみつこうぎょう、ホンハイジンミゴンイェ)が経営参加して、再建していますが、2018年3月期に復配をするとか、東証一部への指定替えをするとか言うことは、かなり前から言われていた事で、先日の株主総会で、社長が東証一部への指定替えを明言して、その日は買われましたが、市場参加者は、その内容を、信用していないそうで、鴻海精密工業(こうかいせいみつこうぎょう、ホンハイジンミゴンイェ)の経営陣が、ちょっと焦っているのではないかと思っていて、もっと、じっくり再建した方が、良いと言う見方もあるそうで、スピード感が、台湾人と日本人では違う様です。
そして、このスピード感が、グローバルスタンダードで、日本人が付いて行けない可能性もあるとの事です。
その為、シャープ(6753)は、東証一部への昇格が決定した時には、評価されるそうで、機関投資家からは、東証二部では、信用の掛け目(比率)も低いし、一人前とは思われないそうです。
杉村富生さんの考えでは、シャープ(6753)の株価は、600円から700円は無理だそうですが、500円になっても良いと考えているそうで、400円近辺でウロウロしていますが、我慢して持っていても良いとの事でした。
今後のシャープ(6753)を取り巻く事業環境は、ガンガン攻めているので、悪くはないそうで、旧経営陣がひどすぎたので、今の経営陣の方がましで、今後のシャープ(6753)は、良くなっていると考えているそうです。
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