2017年2月14日の東京マーケットワイドで、兜町カタリストの櫻井英明さんが、下記の内容について話されてました。
ウィリアム・ギャンさん(1878年から1955年)は、ギャンの価値ある28のルールで知られるアメリカ人投資家です。
●25日間で286回の株の売買を行い、そのうち264回利益を出し、資金を100倍以上にした。
●479回売買をして、そのうち422回利益を出し、資金を40倍にした。
●1つの法則を確認するために、9カ月も図書館に通いつめた、700年分の商品相場の動きを10年かけて調べ上げた。
ギャンの価値ある28のルールで櫻井英明さんが、参考になると思われるのが下記の事項だそうです。
●「トレンドに逆らわない」
今のマーケットが上昇基調なのか、下降トレンドなのかを確認する。トレンドに逆らって取引しても儲からない。
●「迷ったらポジションをもたない」
迷ってもポジションを持ちたがる人が多い。参加していないと嫌な人が多い。
●「2~3銘柄でリスクを分散する」
●「値頃感で取引しない」
下がってきたから、この辺で底打ちかなとか、上がってきたから、もう高値かななど、の感覚は、得てして間違う事が多いそうです。
値頃に関係なく、この会社が、社会に必要かを考える。
●「儲けた後は、取引量を減らす」
株価が上がっているのだから、儲けた後は、取引量を減らすべきだそうです。
●「ピラミッディング(利乗せ、乗せ商い)のタイミングに注意する。レジスタンスやサポートをブレークしてから」
中途半端な位置から取引は避けるべきだそうです。
●「間違えて入るのをさけるのと同じく、間違えて手仕舞うことも避ける」
買う時は、皆さん注意しますが、売る時はなんとなく売ってしまうのは良くないそうです。
そんなに難しい事は言っていないそうですが、実行するのは難しいそうです。