2017年8月2日のNewsモーニングサテライトで、ホリコ・キャピタルマネジメントの堀古英司さんが、下記の内容について話されてました。
アメリカでは、売買高の約8割がAI(人工知能)又は、システムトレーディングではないかと言われているそうで、システムトレーディングは、今に始まった事ではなく、以前からあるそうで、使われたり、廃れたりするそうです。
実際のパフォーマンスは、6月のウォール・ストリート・ジャーナルのデータによると、年初から5月末までの平均パフォーマンスでは、S&P500は、8.7%上昇していますが、アメリカ最大で、AI(人工知能)や、システムトレーディングを行っているツー・シグマ・インベストメントメンツは、2.5%のマイナスで、AI(人工知能)を含む、クオンツ運用の平均は、1.4%のプラスだそうです。
しかし、人間が運用する方では、S&P500の8.7%を上回るパフォーマンスを出している、投資ファンドは数多くあるそうです。
つまり、AI(人工知能)などのシステムを使う投資は、まだ成績に結びついていないそうで、アメリカのメディアは、トランプ大統領の、よりネガティブ(悪い面)を多く報道する事が多いのと同じで、AI投資が、人間より実績を出した場合に、よりニュースとなりやすい場合が多いそうですが、実際の実力では、ブームに見合った結果が出ていない様です。